春は「Waltz For Debby」でたわむれる。+4(デラックス盤)

 はい。前回は素晴らしい盛り上がりで「Milestones」で有終の美を飾った「Waltz For Debby」ですが、1999年に「+4盤」が出たおかげで僕は少しがっかりしました。

これさぁ、リマスターしたから、なんでもかんでも未発表曲をぶち込んじゃうのは作品としてのオリジナリティが損なわれて、本人のビル・エバンスにしたら、「俺のいない間に勝手なことやりやがって…」みたいな。


ゆううつですよ。憂鬱。

この盤の曲順は実際のライブでの演奏順ではなく、制作者のOrrin Keepnewsが決めた順番だそうですが、最後の「Porgy (I Loves You, Porgy)」だけはいまひとつしっくりしません。

極端に落差があり過ぎなんだよね〜。そうスムーズじゃない。まあ、アンコール的なノリでなら全然いいいんだけど(笑)

そこで、「Milestones」▶「Porgy (I Loves You, Porgy)」の曲間に+4曲挟んでみます。


つまりですね、こちらも「Waltz For Debbyでたわむれリミックス」+4 です。

んじゃ、さっそくいってみようか!

 

Milestones/Bill Evans Trio▶素敵な午後は/山下達郎/IT'S A POPPIN' TIME - 収録



はい。この観客の拍手が見事につながりましたね〜。まるで、「ここでゲストで山下達郎さんに来てもらいました〜(拍手)。お忙しい中ありがとうございま〜す〜」みたいな〜(笑)突然日本語で唄われても全然通じませんね〜(笑)

1978年の六本木PIT INNでの録音ですがこれもまたマッシブに素晴らしい録音です。ビルの解体が決定して2004年に惜しくも閉店しましたが、当時ピットインのスタジオのビルの上には今は無きSONY 六本木スタジオがありまして、ライブ録音となると上部のスタジオに直結できるわけでして環境にも最高でした。

何十年も前に僕はここでバイトしていました(笑)。時給700円。しかも飯付きです。生のバンドも見放題。こんな環境、どこを探しても今はありません。当時はちょうどJAZZとFUNKが交錯していったアシッドジャズ繁栄期で、出場するミュージシャンはみんなよくカバーしてましたね〜。US3とか…(笑)

当時さぁ、渡辺香津美とアルディメオラのDUOの公演があったんだけど、アルディメオラなんて名前知らなくて、出勤したときに、偶然PIT INNの前で彼がタバコ吸っててさぁ、「1本下さい」ってタバコもらったの。相手がアルディメオラ(笑)確かセーラム・ライト吸ってたっけ。

アルディメオラはセーラム・ライト。

セーラム・ライトはメンソール。

メンソールは速弾き(笑)。

ささ、次いこうか。


 

Floating Through Space/Lonnie Liston Smith/Loveland - 収録▶Vad du ser är vad du får/Lisa Nilsson/Till Morelia - 収録

フローです。浮遊感と漂流に満ちています。もうふわふわ〜って。なんかもう「Undercurrent (Bill Evans & Jim Hall)」のアルバムのこんな感じね。


もうほとんどコードが進行しないって言う浮遊感と漂流が交錯します。多分、海の底ってこんな感じなんでしょう。

しっかしこの女性? 死体なのでしょうか?まっさか〜(笑)

はい。次です。


いきなり北欧に飛んじゃいますが…(笑)「Vad du ser är vad du får」なんと発音するのでしょうか?歌詞中では「バーデュセー・エバルフォー」とか言っていますがよくわかりません。ぼくにはなんとなくこんな感じに聞こえます(笑)


ある朝、目が覚めたら
家具がほしくなったよ

確かあの机 ママが小学生の入学のときに買ってきてくれた机
もう何十年も使ってるお気に入りの机

でもそろそろ くたびれてきているから買い直さなくちゃ
ママと私との思い出の机
でもそろそろ くたびれてきているから買い直さなくちゃ
ママと私との思い出の机

そうだ IKEAに行こう=「Vad du ser är vad du får」

そうだ IKEAに行こう=「Vad du ser är vad du får」

そうだ IKEAに行こう=「Vad du ser är vad du får」

IKEAに行って新しい机を買おう
IKEAに行って新しい机を買おう
北欧のデザインは素晴らしいよ
北欧のデザインは楽しいよ


誰かきちんと翻訳してください(笑)


 

Feel Like Makin' Love/D'Angelo/Voodoo - 収録▶Porgy (I Loves You, Porgy)/Bill Evans Trio

いまままで数多くのアーティストにさんざんカバーされてきましたがもうこれで完全に終止符を打ちました。誰もこのノリはまねできね〜だろうな〜。
リズムがなんか遅れてるのかはしっているのかもよくわからないのですがかなり揺れていることは間違いありません。バスドラの音がけたたましくヒットしますが、BASSは何か後ろでゴソゴソやっている感じです。でも強烈にグルーヴしています。しかもこのテンポですよ。D'Angeloもとんでもないリズム感ですね〜。

回転寿司でいえばさぁ、ドラムはこう、目の前でにぎってくれてるオッサンなんだけど、数量が多いと裏でアルバイトとかににぎるのまかせちゃってる感覚ね。BASSは裏方さんみたいな。まあ、一概にはいえないけど、カウンターのオッサンは威勢だけはいい(笑)やっぱり回転寿司はスシロー。

なんの話してんだっけ?(笑)


これだよ、これ。びっくりしちゃいますね。この静けさ。これさぁ、メトロノームつけて聴いてみようかあ?多分ないよ。律動そのものが…。でもビル・エバンスにはあんだろうなぁ。ターム感が。ちゃんと節々にメロディーがつながってる。
この演奏だけ聴いてたら最高だよね。たださぁ…「Waltz For Debby」に付けたしちゃったらダメ。マイルスの「ROUND ABOUT MIDNIGHT」のデラックス盤にジャケットに目かいちゃったような感覚にちかいよね。蛇足だ、蛇足。JAZZ=蛇頭か??

これ、Steely Danのアルバムだったら「告訴」もんですな。


うったえてやる〜!や〜!みたいな〜(笑)

はい。という事で、今日はこの曲でお別れしましょう。



Through The Fire/Chaka Khan/I Feel For You - 収録

愛は炎の中をくぐりぬけて〜

次回は「フライディ・チャイナタウン/泰葉の徹底分析」です(笑)なんつって〜(笑)

(筆:大友)


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